コーパスから見たフィラーの産出と運用
作者:陳冠霖
出版社:瑞蘭際國有限公司
出版日期:2023/10/01
ISBN:978-626-7274-58-3
類別:論文專書
定價:450元
本書特色
本書《コーパスから見たフィラーの産出と運用》是一本深入探討日語學習者在使用填補詞(フィラー)時的產出傾向和運用特性。此書不僅是一部學術研究著作,更是一份指引日語教育者如何有效教授和瞭解填補詞使用的寶貴資源。
書中首先釐清填補詞在日語溝通中的角色及定位,對其過去被認為是「不流暢」的語言表達的偏見進行反思和重新評價。作者利用豐富的實證數據,分析日語學習者與母語話者在使用填補詞時的差異,揭示了填補詞在日語學習和教育中的重要性。
本書的特色在於其宏觀的視角和深入的分析,不僅探討了填補詞的產出頻率和類型,還深入研究了其在獨話(モノローグ)和對話(ダイアローグ)中的不同用法。這些分析有助於讀者更好地理解日語對話中的微妙之處,並為日語教學提供了新的策略和方法,也為日語教育的未來提供了新的思考和方向。
作者自序
自序
語言的研究從依賴母語話者內省的時代轉向基於語料庫客觀的方法。這本旨在客觀分析日語填補詞(フィラー)的產出和使用傾向。語料庫語言學是透過大量數據集來分析自然語言,揭示語言使用中的規律和傾向,有助於建立和驗證語言學的理論。
填補詞雖然曾被視為無價值的語言現象,但實際上在談話展開中扮演著重要的角色。本書從不同視角出發,重新評價了填補詞在日語溝通中的重要性,並嘗試將這些「配角」轉化為有助於突出「主役」的「第二男主角」。
希望透過這本書能提高讀者與日語學習者對話的興趣,並激發研究熱情。
目錄
第1章 序論
1.1. 研究背景と問題意識
1.2. 本書の目的
1.3. 本書の構成
第2章 先行研究の概観
2.1. フィラーの名称と定義
2.2. フィラーの種類
2.3. フィラーの機能と役割
2.4. フィラーと日本語教育
2.5. 残された課題
第3章 研究の概要
3.1. 分析データおよびコーパス
3.2. 分析データの談話形式
3.2.1. ストーリーテリング
3.2.2. ロールプレイ
3.3. 分析対象とするフィラーについて
3.4. 調査対象
3.5. 産出頻度の算出方法
第4章 不自然なフィラーの運用[研究1]
4.1. 研究の目的
4.2. 調査の概要
4.3. 不自然なフィラーの運用の種類
4.4. 結果と考察
4.4.1. 話し手の質問に対するフィラーの不使用
4.4.2. 自分の発話間のフィラーの不使用
4.4.3. 母語のフィラーの使用
4.4.4. 日本語にある不完全な語形・発音のフィラー
4.4.5. 日本語にない不完全な語形・発音のフィラー
4.4.6. 対象という点でのフィラーの不適切な選択
4.4.7. 相手という点でのフィラーの不適切な選択
4.4.8. フィラーの過剰使用
4.5. 結論
第5章 モノローグの定量分析[研究2]
5.1. 研究の目的
5.2. 調査の概要
5.3. 結果と分析
5.3.1. フィラーの産出頻度
5.3.2. フィラー語群の産出
5.3.3. フィラー語の産出
5.4. 考察
5.5. 結論
第6章 ダイアローグの定量分析[研究3]
6.1. 研究の目的
6.2. 調査の概要
6.3. 結果と分析
6.3.1. フィラーの産出頻度
6.3.2. フィラー語群の産出
6.3.3. フィラー語の産出
6.4. 考察
6.5. 結論
第7章 総括と展望
7.1. 包括的総括
7.2. 日本語教育への示唆
7.3. 今後の課題
参考文献
付録
初出および研究助成金の一覧
あとがき