村上春樹論―神話と物語の構造

作者:内田康

 

出版社:瑞蘭際國有限公司

 

出版日期:2016/11/30

 

EAN:978-986-5639-95-2

 

類別:日本研究

 

定價:400元

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本書特色

 

 

結合「互文」、「神話架構」等文本的多重角度

呈現村上小說中「物語」所蘊藏的深層內涵

釐清村上春樹作品發展的脈絡與演變及深受世人喜愛的原因

 

        村上春樹自1979年以《聽風的歌》踏進日本文壇,之後不斷發表作品,至今已有35年的經歷。「靈魂深處」、「物語」是村上小說的基調,在其作品脈絡中常可看出神話及物語的元素。

 

          這樣的寫作風格,評論家們或持肯定態度,認為彷彿「向讀者內心訴說」的美學;也有人不以為意,認為這樣的小說並非純文學。然而筆者認為這樣兩極化的論點,無法完整呈現村上小說中「物語」所蘊藏的深層內涵。故本文以「村上春樹論:神話與故事的結構」為題,藉由結合「互文」、「神話架構」等文本的多重角度,重新剖析村上作品中「物語」的面貌。

 

          本論文分別從村上截至目前為止所發表的14篇中、長篇小說切入,企圖呈現村上小說中「物語」所蘊藏的深層內涵。考察結果得知:圍繞著男主角自我喪失的「女性物語」,以及與「分身」之間關係的「男性物語」,是村上作品中神話、物語的原型。兩條故事主線時而對立、時而交錯形構出村上作品既豐富又複雜的面貌。而在「女性物語」中所謂的「喪失」,更是結合了「伴走者」、「表層的喪失」、「深層的喪失」等三重元素。此外在作品的書寫趨向上,不同於早期的「深層的喪失」,中期以後則偏重於「表層的喪失」。另一方面,在「男性物語」中「弒王」的主題自初期以來貫穿全系列作品,然而作品中「分身」的表象,從早期和主角共同對抗邪惡勢力的角色,中期作品中則轉化為代表暴力邪惡的化身。而在1995年地下鐵沙林事件後作家自身回歸日本後的作品中,此主題更進一步演變為暴力雙義性的表象。

 

          綜合上述,此篇以全日文撰寫的論文集,透過神話與物語結構的觀點,除可賦予村上作品更多的延伸探討空間,更有助於釐清其作品發展的脈絡與演變及深受世人喜愛的原因。提供喜歡村上春樹的學者、研究者們,作為研究村上春樹作品的參考。

 

作者簡介

内 田 康(うちだ やすし)

 

筑波大学第二学群比較文化学類卒業

筑波大学大学院博士課程文藝・言語研究科満期退学

筑波大学大学院博士(文学)

 

経歴

大韓民国・漢陽大学校日語日文学科専任講師、台湾・国立政治大学日本語文学系専任講師、同・慈済大学東方語文学系専任講師、及び助理教授を経て

現在、同・淡江大学日本語文学系助理教授。淡江大学村上春樹研究中心成員

 

主要著作

『「三種神器」神話の生成と『平家物語』』(筑波大学博士(文学)学位請求論文,2006年)、「『剣巻』をどうとらえるか―その歴史叙述方法への考察を中心に」(千明守編『平家物語の多角的研究 屋代本を拠点として』 ひつじ書房,2011年)、「仮名本『曾我物語』と〈武士王権〉神話―〈源家刀剣伝承〉を中心に―」(『台灣日本語文學報』38号,2015年)等

作者簡介

内 田 康(うちだ やすし)

 

筑波大学第二学群比較文化学類卒業

筑波大学大学院博士課程文藝・言語研究科満期退学

筑波大学大学院博士(文学)

 

経歴

大韓民国・漢陽大学校日語日文学科専任講師、台湾・国立政治大学日本語文学系専任講師、同・慈済大学東方語文学系専任講師、及び助理教授を経て

現在、同・淡江大学日本語文学系助理教授。淡江大学村上春樹研究中心成員

 

主要著作

『「三種神器」神話の生成と『平家物語』』(筑波大学博士(文学)学位請求論文,2006年)、「『剣巻』をどうとらえるか―その歴史叙述方法への考察を中心に」(千明守編『平家物語の多角的研究 屋代本を拠点として』 ひつじ書房,2011年)、「仮名本『曾我物語』と〈武士王権〉神話―〈源家刀剣伝承〉を中心に―」(『台灣日本語文學報』38号,2015年)等

 

​目錄

序 章  村上春樹作品とテクストの深層

1 はじめに

2 本書の構成および内容

 

第一章 「直子」から、「直子」へ

     ―村上春樹初期作品における〈喪失〉の構造化―

1 「直子」をめぐる「黙説法」

2 村上春樹初期作品における二人の「直子」

3 初期三部作と「直子」―『1973年のピンボール』を軸に

4 壁の隠蔽/壁による隠蔽―「街と、その不確かな壁」の位置

5 「直子」から、「直子」へ ―まとめにかえて

 

第二章  回避される「通過儀礼」―『羊をめぐる冒険』論―

1 村上春樹『羊をめぐる冒険』と「通過儀礼」

2 「金の羊毛伝説」という「通過儀礼」と、「僕」の物語

3 「英雄」としての「鼠」―〈王殺し=父殺し〉の物語

4 回避される「通過儀礼」―『地獄の黙示録』との関わりから

 

第三章 〈他者〉〈分身〉〈メディウム〉

          ―村上春樹、80年代から90年代へ―

1 登場人物たちの類型性から見る

      村上春樹文学の構造的特質について

2 村上作品におけるキャラクター類型とその分類

      ―「資格」と「役割」―

3 〈他者〉〈分身〉〈メディウム〉

      ―あるいは、村上春樹作品における「妻」の経歴―

4 「妻」という〈他者〉

  ―『国境の南、太陽の西』から『ねじまき鳥クロニクル』へ―

5 〈伴走者〉という「資格」/〈メディウム〉という「役割」

6 変貌する〈分身〉たち

   ―〈他者〉および〈メディウム〉をめぐる物語との拮抗―

 

第四章 〈暴力〉の両義性 ―『海辺のカフカ』を中心に―

1 村上春樹文学における「〈父殺し〉三部作」をめぐって

2 「〈父殺し〉三部作」と、回避される「王位継承」

3 「パルマコン(pharmakon)」としての「力の源泉」

4 デリダ「プラトンのパルマケイアー」を通して読む

          『海辺のカフカ』

5 『海辺のカフカ』における〈父殺し=王殺し〉の意味

6 まとめと今後の課題

 

第五章  神話と歴史を紡ぐ者たち ―『1Q84』をめぐって ―

1 村上春樹と日本古典

2 「ふかえり」と稗田阿礼、そして〈妹の力〉

3 起源神話としての『空気さなぎ』

4 神話の呪縛をすり抜けて

 

第六章 「調和のとれた完璧な共同体」に潜む闇

       ―『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』論―

1 村上春樹とユング派心理学

2 意識と無意識の重層的描写―『ノルウェイの森』との対比から

3 多崎つくるを/が〈巡る〉人々―「共同体」との関わりから

4 元型の投影としての「シロ」・「クロ」・灰田

       ― つくるの無意識を探る

5 「完璧な共同体」に潜む闇

6 成熟への「通過儀礼」としての「個性化」

 

終 章  村上春樹文学における神話と物語の構造

1 村上春樹作品と神話・物語的類型

2 過去・現在・未来 ―〈喪失〉の三層構造

3 〈王殺し〉と〈父殺し〉

4 〈女をめぐる物語〉VS〈男をめぐる物語〉

5 おわりに

 

参考文献

初出一覧

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